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こいのうた。
第12章 蟠り
起きた時にはもう放課後だった。

ほっておいたケータイがチカチカ光っている。

(やばっ!先輩だ)

慌ててケータイを拾い、着信履歴とメールを確認する。

〈終わったよ~〉

〈今日来てないの? 具合悪い?〉

〈いまから家に行くよ〜〉



最後のメールからかなり時間が経っている。

(そろそろ来ちゃうかな。具合悪いならこの格好でいいか…)

そんなことを考えた矢先にチャイムが鳴る。


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