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こいのうた。
第5章 嫉妬
一華は、保健室に独りきりになると、昨日 教室にきた女のことを思い出した。

(あの人…なんか引っかかる…)

髪を指でくるくる巻きながら、ケータイを取り出す。

(昨日のメール…あの人が先輩のケータイから送ったんじゃ……まさかね)



その時、ふと人の気配を感じて、咄嗟に布団に入る。
保健室の扉が勢いよくあいた。


「一華ちゃん」


聞きなれた声がした。

布団を少しめくって声の主を確認する一華。


「先輩…授業中じゃ…」

「一華ちゃん」

京丞に言葉を遮られる。

「昨日なんで先に帰ったの?」
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