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こいのうた。
第8章 告白
二人、黙ったまま歩いていた。

お互い、不安な気持ちを抱えたまま家に着く。



「ごめんね」

部屋に入ると、突然 京丞が口を開く。

「間に合わなかった…よね。ごめん」

優しい言葉に胸が詰まる。

涙で、前が滲む。

「ううん…私が悪いの…」

「一華ちゃん悪くないよ」


そう言って一華の頭をポンポンと叩く。

その手が震えていることに一華は気づいた。

「ごめんね…キス…されちゃった
…」

「あんな一方的なの!一華ちゃんがあやまることない」

「うん…」


「俺が荷物なんて置きに戻らなければ……ごめん、嫌な思いさせた」


ギュッと一華を抱きしめる。

壊れ物を扱うように、優しく 優しく…




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