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こいのうた。
第10章 水音
「一華ちゃん、ほら」

急に熱めのシャワーをかけられ、一瞬ビクッとなる一華。

「あれ、熱かった? ごめん」

「大丈夫、びっくりしただけ」

「意外と声ひびきそうだね」

自然と小声になる二人。

「一華ちゃん、髪濡れててエロい…」

「なに言って…」

反論しようと京丞を見ると、濡れた髪が妖艶さを増している。

さっきまで見ていた身体よりも、妙に大人びて見える。

「一華ちゃん? なに見てるの?」

「う、ううん、なんでもないっ」

「そう? こっち来て。体洗ってあげる」

言われるがまま京丞に近づく一華。
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