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スカーレット オーク
第57章 57 滝と女豹
滝の裏側に誘う。
「ほら。ここ」
「わあ。なんかダンジョンっぽいですねー」
「だろ」
「宝箱でも置いときたい感じ」
「開けるとミミックだよね」
二人で岩のくぼみに座って笑った。少しキスをしてまた水の中に戻り、一緒にもぐって水の底をみた。
全身が青白くなった緋紗は精霊のような人間離れしたような雰囲気で美しかった。
「ぷはあっ」
水面に顔を出して息を吸う。
「ちょっと上がろうか。唇が紫になってるよ」
「そうですね。ちょっと休憩したいかも」
水から上がって草むらに寝っ転がり直樹は計画していた悪戯を実行することにした。
「直樹さんは泳ぐの上手ですね」
「うん。一番得意なのは水泳なんだ。中高、部活が水泳部でね」
「へー。そうだったですか。てっきりピアノかと……」
「ほら。ここ」
「わあ。なんかダンジョンっぽいですねー」
「だろ」
「宝箱でも置いときたい感じ」
「開けるとミミックだよね」
二人で岩のくぼみに座って笑った。少しキスをしてまた水の中に戻り、一緒にもぐって水の底をみた。
全身が青白くなった緋紗は精霊のような人間離れしたような雰囲気で美しかった。
「ぷはあっ」
水面に顔を出して息を吸う。
「ちょっと上がろうか。唇が紫になってるよ」
「そうですね。ちょっと休憩したいかも」
水から上がって草むらに寝っ転がり直樹は計画していた悪戯を実行することにした。
「直樹さんは泳ぐの上手ですね」
「うん。一番得意なのは水泳なんだ。中高、部活が水泳部でね」
「へー。そうだったですか。てっきりピアノかと……」