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スカーレット オーク
第15章 15 電話
『もしもし』
『もしもし。大友さんの携帯電話でしょうか』
透明感のある声が聞こえる。
『そうです。ひさ?』
『はい。あの、休みの日程が決まったのでお知らせしようと……』
『そう。いつからいつまで?』
『三十日から五日までです。四日には岡山に帰っていたいですけど』
『そうか。三十日中にこっちにこれる?』
『はい。お昼までには到着できると思います』
『うん。岡山からだと三時間くらいだね。そんなに慌てなくていいから新幹線に乗るときに電話くれる?着くころ駅まで迎えに行くから』
『わかりました。じゃあ当日電話します』
『じゃあその日に』
『はい』
『会えるのを楽しみにしているよ』
『私もです。それじゃおやすみなさい』
『お休み』
『もしもし。大友さんの携帯電話でしょうか』
透明感のある声が聞こえる。
『そうです。ひさ?』
『はい。あの、休みの日程が決まったのでお知らせしようと……』
『そう。いつからいつまで?』
『三十日から五日までです。四日には岡山に帰っていたいですけど』
『そうか。三十日中にこっちにこれる?』
『はい。お昼までには到着できると思います』
『うん。岡山からだと三時間くらいだね。そんなに慌てなくていいから新幹線に乗るときに電話くれる?着くころ駅まで迎えに行くから』
『わかりました。じゃあ当日電話します』
『じゃあその日に』
『はい』
『会えるのを楽しみにしているよ』
『私もです。それじゃおやすみなさい』
『お休み』