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旧公爵令嬢 漆原ノア〜恥辱の3日間
第7章 1日目(5)
「お嬢様……ステキな下着でございますね。お揃いの純白の下着、まさに男を知らないお嬢様のようだ』
ガッチリした男の卑猥な笑み。
もちろん、ガッチリした男だけではなく、小太りの男も、背の低い男も同じく卑猥な笑みを浮かべている。
「さあ……お嬢様……そのお下着はご自身で脱いで頂けますか?」
尋ねているが、それは脱げという意味だった。
『もし断ったら……』
もちろんさっきのように、下着を切り刻まれてしまうかもしれない。
『そ……それだけは……それだけは……いやですわ』
ノアは恐怖にひきつりながら、無言で頷く。
「お嬢様……素直ですね。最初からそうすれば、よかったのです。そうすれば、お召し物もこのように無惨なことにならずに済んだのです」
ガッチリした男は、そう言った。
『ぬ……脱がないと……』
そう思って脱ごうとしたら、自分の手に手錠がかかっていることを思いだした』
今の今まで、その事を完全に忘れていた。
それは、それほどの緊張状態に、ノアがいたということの証でもあった。
ノアは、自分の手をガッチリした男に見せびらかすように、手錠をかけられていることをアピールした。
「これはこれは、失礼致しました。そうでしたね。お嬢様……それでは、下着は脱げませんからね」
そう言った、ガッチリした男はまた、背の低い男に手錠を外すよう指示をした。
『あの男は、手錠係なんですわ』
ガッチリした男、小太りの男と比べて、この背の低い男は印象が薄い。
『この男だけ、私のカラダに何もしないわ』
そのことが、不気味でもあった。
その何を考えてるのか、わからない背の低い男は命令通りに、手の手錠を外した。
手錠が外れて手が楽になったノア。
「お嬢様……まさかとは、思いますが手が自由になったからと言って、逃げようなどと考えていないですよね?」
ガッチリした男の卑猥な笑み。
もちろん、ガッチリした男だけではなく、小太りの男も、背の低い男も同じく卑猥な笑みを浮かべている。
「さあ……お嬢様……そのお下着はご自身で脱いで頂けますか?」
尋ねているが、それは脱げという意味だった。
『もし断ったら……』
もちろんさっきのように、下着を切り刻まれてしまうかもしれない。
『そ……それだけは……それだけは……いやですわ』
ノアは恐怖にひきつりながら、無言で頷く。
「お嬢様……素直ですね。最初からそうすれば、よかったのです。そうすれば、お召し物もこのように無惨なことにならずに済んだのです」
ガッチリした男は、そう言った。
『ぬ……脱がないと……』
そう思って脱ごうとしたら、自分の手に手錠がかかっていることを思いだした』
今の今まで、その事を完全に忘れていた。
それは、それほどの緊張状態に、ノアがいたということの証でもあった。
ノアは、自分の手をガッチリした男に見せびらかすように、手錠をかけられていることをアピールした。
「これはこれは、失礼致しました。そうでしたね。お嬢様……それでは、下着は脱げませんからね」
そう言った、ガッチリした男はまた、背の低い男に手錠を外すよう指示をした。
『あの男は、手錠係なんですわ』
ガッチリした男、小太りの男と比べて、この背の低い男は印象が薄い。
『この男だけ、私のカラダに何もしないわ』
そのことが、不気味でもあった。
その何を考えてるのか、わからない背の低い男は命令通りに、手の手錠を外した。
手錠が外れて手が楽になったノア。
「お嬢様……まさかとは、思いますが手が自由になったからと言って、逃げようなどと考えていないですよね?」