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旧公爵令嬢 漆原ノア〜恥辱の3日間
第23章 2日目(13)
『わ……私にこんな汚いものを……』
ノアは、小太りの男の要求に絶望した。
こんな汚いものを、舐めろという要求に……。

「おい……お嬢様……どうした? 今さらこんなもの舐めれないとでも言うのか? それはおかしな話だぜ、お嬢様……さっきまで、この汚くなってるイチモツは、お嬢様のお口の中だったんだからな……さあ……早くキレイにしろ……」

ノアは、小太りの男を睨んだ。
ここでまた抵抗し続ければ、何をされるかわからない。
『し……仕方ないですわ……な……舐めて差し上げるしかありませんわ』

ノアは、小太りの男のイチモツに顔を近づけた。
『あ……何ですの……この臭い……」
イチモツからは、独特の臭いがした。

もちろん、さっきまで自分の口の中にあったものであり、イチモツが射出したあのドロドロした体液だって飲まされた。

それなのに、その時にはあまり感じなかった、臭みを今さら感じている。

「お嬢様……早く舐めろよ。何、モタモタしてんだ。また突っ込まれてえのか!!」

『い……今は……と……とにかく舐めないと……』
小太りの男の苛立ちを受けて、ノアはとうとう決意を固め、イチモツに舌を這わした。

目を瞑ってイチモツを舐めるノア。
「そうだ……お嬢様……まずは……竿をキレイにしろ……竿っていうのはなぁ……お嬢様……イチモツの本体のことをそう呼ぶんだ」

部位の説明など、ノアにはどうでもよかった。
早くこの地獄が、終わることの方が重要だった。
舌先で、小太りの男が、射出した体液の残り香を舐めとる。

「そう……そうだ……そうだ……そうやってチロチロと舌先で……」
ノアは、言われた通り、舌先でチロチロとイチモツを舐める。
『あ……あの……あの体液は……に……苦いですわ……』
残り香で、苦いのだから、さっきのはもっと苦かったはず……。
しかし、さっきまではノアは夢中でそれどころではなかった。

「お嬢様……そんな目を瞑ったまま舐められても、興奮が半減しちまうな……ちゃんと俺の顔を見ながら舐めろ!!」

仕方なく、ノアは目を開いて、小太りの男の顔を見た。
小太りの男は勝ち誇ったように薄ら笑いを浮かべていた。
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