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旧公爵令嬢 漆原ノア〜恥辱の3日間
第49章 3日目(20)
「さあ……アマ……そろそろ……大人になる時が来たみたいだな」
孫野健一はニヤニヤ笑っていた。
「な……なに笑ってらっしゃるの!!」
その不気味な笑顔を見て、思わずそう言ったノア。
「ま……孫野様……そ……それだけは……それだけは……お止めいただけ…ませんか……お……お嬢様……お……お嬢様はまだ……」
木崎は、なんとかそれだけは、やめさせようと孫野健一に哀願した。
「き……木崎……こ……こんな男に……」
ノアを睨みつける孫野健一。
ノアは、それ以上言葉が出なかった。
孫野健一の視線が、これ以上余計なことを言うなと言っていたから……。
「おい……お前ら……アマを縛りつけてる鎖をほどけ……」
3人の男たちは、お互いに視線を送る。
「わかったよ。僕がやるよ」
そう言って名乗りをあげたのは、背の低い男だった。
ノアを、イスに縛りつけていた鎖がほどかれる。
「どうだ……アマ……これで少しは自由になったろ?」
孫野健一の言う通り、縛りつけられていた手とカラダは解放された。
「ど……どうするおつもり……」
ノアは、キリッと孫野健一を睨む。
「どうするおつもりか……そりゃあ決まってるだろ?」
「お……おやめください!! 孫野様……」
また木崎が孫野健一に哀願した。
「使用人は黙ってろよ。お前の役目は、お仕えしたお嬢様が大人になる瞬間を見届けることだ」
「さあ……アマ……イスから立ち上がれ……」
孫野健一はニヤニヤ笑っていた。
「な……なに笑ってらっしゃるの!!」
その不気味な笑顔を見て、思わずそう言ったノア。
「ま……孫野様……そ……それだけは……それだけは……お止めいただけ…ませんか……お……お嬢様……お……お嬢様はまだ……」
木崎は、なんとかそれだけは、やめさせようと孫野健一に哀願した。
「き……木崎……こ……こんな男に……」
ノアを睨みつける孫野健一。
ノアは、それ以上言葉が出なかった。
孫野健一の視線が、これ以上余計なことを言うなと言っていたから……。
「おい……お前ら……アマを縛りつけてる鎖をほどけ……」
3人の男たちは、お互いに視線を送る。
「わかったよ。僕がやるよ」
そう言って名乗りをあげたのは、背の低い男だった。
ノアを、イスに縛りつけていた鎖がほどかれる。
「どうだ……アマ……これで少しは自由になったろ?」
孫野健一の言う通り、縛りつけられていた手とカラダは解放された。
「ど……どうするおつもり……」
ノアは、キリッと孫野健一を睨む。
「どうするおつもりか……そりゃあ決まってるだろ?」
「お……おやめください!! 孫野様……」
また木崎が孫野健一に哀願した。
「使用人は黙ってろよ。お前の役目は、お仕えしたお嬢様が大人になる瞬間を見届けることだ」
「さあ……アマ……イスから立ち上がれ……」