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旧公爵令嬢 漆原ノア〜恥辱の3日間
第4章 1日目(2)
「これでわかってもらえたかな?」
そう言って、ガッチリとした男はノアから離れた。
「わ……私を……私をどうする気なのですか? このままあの男のもとへ連れていくのですか?」
「ノアお嬢様……いい質問だ。実は我々は、他にも任務があるんだ。と言ってもお嬢様を献上するために、必要な任務ではあるんだがな……」
そう言った、ガッチリした男はまた背の低い男に指示をする。
『足の手錠を外せと……』
背の低い男は、ノアの足の手錠を外した。
「手の手錠は外して頂けないのかしら?」
「それはダメだな。それまで外したら、アンタ抵抗するだろ……まあ、足が使えても抵抗するだろうが……」
「さて……お嬢様……我々の任務はさっきふたつあると言った。ひとつはお嬢様を献上すること、もうひとつはね。このままでは、お嬢様を献上出来ないからちゃんと、躾けるようにっていう任務なんだ」
「躾ける?」
「そう躾けるんだ。いるんだよ。アンタだけじゃなくて……女の中には勘違いしてるのが……天下の孫野健一に向かって対等なつもりの偉そうな女がさあ。だから俺らの出番ってわけ……そういう生意気な女を躾けて、孫野様に献上する。まあ今回はけっこう特殊だけど、なんせ天下の孫野健一と婚約したのに、それを一方的に破棄するなんて、そんな信じられないようなこと、するんだからさあ」
そう言われた、ノアはガッチリした男を鋭く睨んだ。
「ほら……その生意気な目だよ。ほんとお嬢様は、世間知らずで生意気だな」
「さあ……お嬢様……まずは、躾ける前にちゃんとチェックしないと、お嬢様のカラダが、どんな味がするか……」
そう言って、ガッチリとした男はノアから離れた。
「わ……私を……私をどうする気なのですか? このままあの男のもとへ連れていくのですか?」
「ノアお嬢様……いい質問だ。実は我々は、他にも任務があるんだ。と言ってもお嬢様を献上するために、必要な任務ではあるんだがな……」
そう言った、ガッチリした男はまた背の低い男に指示をする。
『足の手錠を外せと……』
背の低い男は、ノアの足の手錠を外した。
「手の手錠は外して頂けないのかしら?」
「それはダメだな。それまで外したら、アンタ抵抗するだろ……まあ、足が使えても抵抗するだろうが……」
「さて……お嬢様……我々の任務はさっきふたつあると言った。ひとつはお嬢様を献上すること、もうひとつはね。このままでは、お嬢様を献上出来ないからちゃんと、躾けるようにっていう任務なんだ」
「躾ける?」
「そう躾けるんだ。いるんだよ。アンタだけじゃなくて……女の中には勘違いしてるのが……天下の孫野健一に向かって対等なつもりの偉そうな女がさあ。だから俺らの出番ってわけ……そういう生意気な女を躾けて、孫野様に献上する。まあ今回はけっこう特殊だけど、なんせ天下の孫野健一と婚約したのに、それを一方的に破棄するなんて、そんな信じられないようなこと、するんだからさあ」
そう言われた、ノアはガッチリした男を鋭く睨んだ。
「ほら……その生意気な目だよ。ほんとお嬢様は、世間知らずで生意気だな」
「さあ……お嬢様……まずは、躾ける前にちゃんとチェックしないと、お嬢様のカラダが、どんな味がするか……」