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旧公爵令嬢 漆原ノア〜恥辱の3日間
第56章 3日目(27)
ノアの秘所から、孫野健一のイチモツが引っこ抜かれた。
それと同時に、孫野健一の子種が秘所から床へと流れ出した。
ノアの秘所を大人にした証と共に……。

自分のカラダはもはや、自分のモノではなくなってしまった。
孫野健一に所有されているカラダになってしまった。
悲しみが、一気に溢れてくる。

「あーーお嬢様……お嬢様……」
そんなノアの様子を見た木崎はがっくりと項垂れた。
幼いころからお世話をしていたお嬢様がこんな卑劣な男によって、蹂躙されたことに深い絶望をした。

「さてと……破瓜と種付けは終わったな……」
満足そうに笑った孫野健一。
その不気味な笑顔にノアは戦慄した。

『もう帰して……』
言葉にならない呟きを心の中で呟く。

「無惨な姿だな。アマ……カラダも秘所も子種でこんなに汚れて……だが……なかなかいい光景だぞ」

この3日間で、ノアは堕ちるところまで、堕ちてしまった。
もうこれ以上、堕ちるところはないというところまで……。

だが、そんなノアに孫野健一は容赦しない。
「アマ……もうこれで、終わりだって思ってねえか? まだ終わりじゃねえぞ……まだちゃんと満足してねえ奴がいるだろ?」

そう言われても、ノアにはそれに反応する気力もなかった。
「わからないみたいだな……じゃあ教えてやるよ」

「お前ら……そいつをお嬢様の前に、連れてこい……」
孫野健一に命令された小太りの男、背の低い男は木崎の両脇を抱えた。

「な……なにを……なにを……」
「なんだ使用人……いとおしいお嬢様が、待ってんだから早くちゃんと立て……」

小太りの男がそう言って、木崎に立つように促す。
「や……やめなさい……木崎を立たせてなにを……」
振り絞った声で、そう叫んだノア。
「アマ……黙ってろ……すぐわかる」

ノアを鋭く睨む孫野健一。
「さあ……お嬢様のところへ行くぞ使用人……」
小太りの男、背の低い男に抱えられながら、木崎はノアのところに歩いていく。

「き……木崎……」
木崎は腫れた目を見開いて、ノアを見たがすぐに目をそらした。
そして、その姿を見たノアはあらためて自分の無惨な現実を実感するしかなかった。
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