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Backside storys
第1章 小鳥遊 真紀
勿論身体の関係もあった。
部屋で寛いどう途中に、こっちおいで、と言われて。
横に並んで、コツン、と彼の肩に頭を預けると、そっちやない。とグッと抱き締められて、確かめるように、ええよな?と聞かれる。
ん、と頷くと、キスが始まって、手は自然に私の服の中に入ってきて。2人でスーツを脱ぎ散らかしてベッドに雪崩れ込んだ。

彼に抱かれて、心地よい倦怠感の中、彼だけがあ、もうそろそろ帰らな…と名残惜しそうに私の額にキスを残して布団を出ていく。

彼とのセックスは、週に1回くらい。基本私の部屋で。外のホテルは行ったことなかった。

そんな感じで付き合いを続けて、盆休みの間は私も実家のお墓参りくらいはいかな、と実家に帰る期間があったり、彼もおとんとおかんが旅行行きたいて言うから俺はドライバーなんや…盆なんてどこ行っても渋滞やのになぁ…とため息をつき、私は はは、と笑って、家族サービスしたり、と肩を叩く。うん、そうする、と笑って見せる彼に、あぁ、こういう人と家族になれたらきっと、幸せなんやろうなぁ、なんて夢を見た。

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