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第2章 川嶋　晃佑

挽き肉に重ね煮と卵、ツナギのパン粉…パン粉ナイ…仕方ないから食パンを半分くらいちぎって牛乳に浸し、肉種に混ぜ、整形して焼く。
トマトを切って、レタスもちぎる。
スープメーカーが止まったら牛乳と塩を加えて味見。ん、美味い。

ご飯が炊ける。
ハンバーグが焼けたら一旦取り出し、肉汁と油が回ったフライパンにケチャップ、ウスターソース、赤ワインと隠し味に焼き肉のタレを少々。入れすぎると味が崩れるけど、焼き肉のタレ、ちょい足しするとパンチが出る、て裏技は彰に教えて貰った。
コレで簡単ハンバーグソースの完成。
皿にハンバーグと付け合わせの野菜を盛り、ソースをかけたらハンバーグプレートの完成。コーンスープと白飯、平日の晩飯にしては完璧じゃね？

携帯を見るとエリから帰るLineが入ってて。ベストタイミング。
早く帰ってこい〜、とハンバーグプレートの写真を撮って、送る。
お腹すいた〜！のメッセージと、急いで向かってます、のスタンプ。

風呂の水を抜いて、洗ってたらエリが帰ってきた。

「ただいま〜。いい匂い〜」

すぐに手を洗って、着替えてくる。
2人揃って、いただきます、と笑った。