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真昼の月
第1章 前編
(ドカッ!!)

「コラ在間のクソガキ!!殺されたいのか!?」

10~20人の刑事たちは、在間に集団リンチを加えていた。

大量の血液でドロドロに染まっている顔の在間は、ひどくせき込んでいた。

「ゲホゲホゲホゲホ…何するんだよ…」
「在間、はけ…はけと言うのが聞こえねーのかよ虫ケラ!!」

刑事のひとりが、持っていたナイフで茶髪の髪の毛を切り裂いた。

「いてーよ…いてーよ…」
「在間!!市内中心部を暴走して逃げ回ってばかりいたから痛い目にあったんや!!」
「立てやコラ!!」
「ぶち殺してやる!!」

(ドカッ!!)

在間は、10~20人の刑事たちからより強烈なリンチを喰らった。

在間が黙秘権を行使したので、刑事たちはソートーブチ切れていた。

刑事たちのいびつな集団リンチは、松山地裁に起訴されるまで続いた。

勾留期限を迎える前日、在間は殺人未遂事件として起訴された。

しかし、裁判員の人選で大きなもめ事が発生したので、初公判の日程が決まらず宙ぶらりんになっていた。

あとになって分かった話だが、在間が暴走していた車に乗っていた少女は在間とは無関係であった。

県警は、近いうちに在間を未成年略奪の容疑で逮捕状を発行すると発表した。
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