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第4章 最終回

｢なあ…｣
｢なんだよ…｣
｢頼みがあるのだけど…チャカ（拳銃）ほしいのだよ…｣
｢なにぃ!!チャカほしいだと!?｣
｢ああ…｣
｢おまはんは、チャカを何につかうんや!?｣
｢社長（アホンダラ）を暗殺するんや…｣
｢社長（アホンダラ）って？｣
｢うちの職場の経営者や…あの社長（アホンダラ）は、売り上げが伸びない…とほざいているのだよ…その原因が社長（アホンダラ）の骨とう品収集なんだよ!!｣
｢サイアクじゃんそれって…｣
｢ああ…明日、駒ヶ根で暮らしている社長（アホンダラ）の知人の辻元組の組長とゴルフ接待に行くと聞いてはったけん、その時を狙って…ズドーン…｣
｢辻元組か…親分がかつていた組だけど…今は絶縁になっている…おまはんらにもういっぺん聞くけど、おまはんらはホンマにチャカがほしいのか!?｣

構成員の男がリーダーの男性に聞いたので、男性は『ああ、本気だ…』と答えた。

構成員の男は、リーダーの男性に拳銃を渡すことにした。

そして翌日、若い従業員さんのリーダーの男は知人の構成員の男と一緒に職場の社長さんと知人のヤクザ組織の連中のあとをつけて事件現場へ向かって行った。