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独占欲に捕らわれて*Regret
第4章 反撃開始
「オレが欲しくて、泣いて懇願するチサちゃんは、きっととっても可愛いんだろうなぁ」
紅玲の指は千聖の首筋、鎖骨、乳房を辿り、触れるか触れないかのタッチで乳輪をくるくる回る。
「んぅ、ふっ……んんーっ!」
焦れったさに千聖は胸を突き上げるが、その度に紅玲の指は離されてしまう。

「もっとちゃんと触ってほしいのかな?」
紅玲の問いに千聖が何度も頷くと、彼はニィっと口角を上げる。
「いいよ、触ったげる」
乳輪責めをやめたかと思えば、今度は乳房を揉みあげた。
「んぐっ!? ふ、うぅー! んっんー!」
望んでいたものと違う刺激に、千聖は激しく首を横に振る。

「チサちゃんの胸、元々大きかったけど、オレに抱かれるようになってから、また大きくなってきたよねぇ……。チサちゃんの魅力が増すのは嬉しいけど、同時に悩ましいよ……。だって、チサちゃんが魅力的になればなるほど、他の男達がチサちゃんをそういう目で見るんだよ? そんなの、耐えられないよ……。誰の目にもチサちゃんを触れさせたくない……。大事なものは、奥の奥に閉じ込めて、オレ以外の人に触れないようにしたくなる……。この気持ち、ちゃんとチサちゃんに伝わってる? 分かってくれてる?」
剥き出しになった病的な愛に、千聖は何度も頷く。それ以外の選択肢は、千聖に許されていない。

「本当かなぁ? 今日だってオレは待っててって言ったのに、父さんの部屋にまで着いてきたし、トーマともお喋りしてたよねぇ? チサちゃんはオレだけのものなんだから、オレ以外の人間と喋る必要なんてないんだよ?」
「ふぅ……んっ、はんんっ!」
焦れったい愛撫と狂おしい愛情で、千聖の躯は火照り、ヴァギナからはトプリと愛液が溢れ出る。

「チサちゃんだって、オレさえいればあとはどうでもいいよねぇ? だってオレ達、こんなに愛し合ってるんだから。あぁ……印……オレのだって印、もっとつけてあげなきゃ……」
紅玲は千聖に覆いかぶさると、首筋に顔を埋めた。
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