この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
独占欲に捕らわれて*Regret
第1章 悪夢の出世街道
「もっと気持ちよくなろうね、あっくん」
ルカがすぼめた手を晶久のアナルにあてがうと、クチュリと音がし、晶久は小刻みに躯を震わせる。
「じゃあ、いっくよー?」
ルカが指先を押し込もうとしたその時、バーのドアが乱暴に開けられた。
「動くな! 警察だ、大人しくしろ!」
「麻薬取締法および売春防止法により家宅捜索を行う!」
バーの中にいる者達は慌てふためき、警察はそんな彼らを捕まえようとする。
「やば!」
ルカもローションまみれの手袋をしたまま、姿を消す。

「っ!? おい君、大丈夫か!」
ひとりの警察官が晶久を見つけて声をかけるが、彼の意識は朦朧としている。
「もう、いやだ……」
それだけ言って、彼の意識は途切れた。

翌日の昼過ぎ、晶久はようやく目を覚ました。躯のあちこちが痛み、頭が重い。白い天井を見て、自分は助かったのかもしれないと、ぼんやり考える。
「鈴宮さん、目を覚ましたんですね。よかった……」
「ひぃっ!?」
見知らぬ女性が顔をのぞき込んできて、晶久は悲鳴を上げた。

「もう大丈夫ですよ、ここは病院ですから」
女性、もとい看護婦が彼を落ち着かせようと肩に触れるも、反射的にその手を弾く。
「触るな!」
「きゃあっ!?」
看護婦の悲鳴で我に返った晶久は、とんでもないことをしてしまったことに気づく。

「あ……すいません……げほっ、ごほっ!」
喉がヒリつき、咳き込んでしまう。
「大丈夫ですか!? これ、水です」
看護婦は晶久に水を差し出し、晶久はそれを飲んでようやく落ち着いた。

「あんなことああった後ですからね、男性の方がいいですよね。ちょっと待っててください」
看護婦は小走りで病室から出ていき、すぐに男性看護師が入ってきた。
「初めまして、看護師の古田といいます。お加減はどうですか?」
「体中痛くて、頭が重いです……。あの、さっきの方に、すいませんでしたと伝えてもらっていいですか?」
「分かりました、伝えておきますね。今日は4時からカウンセラーさんが来ることになっています。こちらも男性ですから、安心してくださいね」
「カウンセラー?」
何故カウンセラーが来るのか理解できず、思わず聞き返した。
/123ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ