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独占欲に捕らわれて*Regret
第4章 反撃開始
「安心して、5分かそこらしかやらないから。それとも、やめとく?」
「いいえ、大丈夫よ」
「ならいいけど」
紅玲は黒い縄を手に取ると、千聖に持たせる。
「タオル取ってくるね」
そう言って洗面台へ行き、紅玲は2枚のフェイスタオルを持って戻ってきた。
「どうしてタオルがいるの?」
「怪我防止だよ。アダルト作品では見栄え悪いからって素肌にやってるけど、首とか手首はタオルでガードしながらやるものなんだよ。はい、縄ちょーだい」
「それを聞いてほっとしたわ」
千聖は安堵の表情を見せながら、紅玲に縄を手渡す。
「じゃあ後ろ向いて、手を後ろにして」
千聖が言われた通りにすると、紅玲は慣れた手つきで胸を強調する後手胸縛りをする。手首にタオルをまきつけてもらっているおかげで、痛みはない。
(前に縛られると抱きしめられるみたいって言う人がいたけど、本当ね……)
千聖は縄の心地良さに驚きながらも、大人しく縛られていく。
「これでオッケー。次は吊るすための縄を括り付けるよ」
「それはいいけど、これ、着たままでいいの?」
「それはわざとだよ。縄で擦れるのを防げるし、個人的には全裸を縛るよりもそういうの着せて縛って、それからはだけさせるほうが好きだから」
「変態……」
「今更?」
紅玲は楽しそうに言葉を返しながらも、縄を括りつけていく。それが終わると脚立に乗り、輪っかに通した。
「これでよし。吊るしていくよ」
「えぇ……」
千聖が返事をすると、紅玲はゆっくり縄を引いていく。
「うわっ……」
かかとが持ち上がるまで引っ張られ、千聖は思わず声を上げる。
「大丈夫、完全に浮かせたりはしないから」
紅玲は安心させるように言うと、千聖がつま先立ちになるところで止めて固定する。脚立から降りて千聖の前に立つと、うっとりと彼女を舐めまわすように見つめる。
「すっごくいいよ、チサちゃん。どこか痛かったり、苦しかったりしない?」
「それはないけど、つま先立ちでいるのは落ち着かないというか……」
「苦痛がないならよかった。足は、ちょっと我慢してね?」
そう言って紅玲は、縄を手に取る。もう黒がないのか、赤い縄だ。
「いいえ、大丈夫よ」
「ならいいけど」
紅玲は黒い縄を手に取ると、千聖に持たせる。
「タオル取ってくるね」
そう言って洗面台へ行き、紅玲は2枚のフェイスタオルを持って戻ってきた。
「どうしてタオルがいるの?」
「怪我防止だよ。アダルト作品では見栄え悪いからって素肌にやってるけど、首とか手首はタオルでガードしながらやるものなんだよ。はい、縄ちょーだい」
「それを聞いてほっとしたわ」
千聖は安堵の表情を見せながら、紅玲に縄を手渡す。
「じゃあ後ろ向いて、手を後ろにして」
千聖が言われた通りにすると、紅玲は慣れた手つきで胸を強調する後手胸縛りをする。手首にタオルをまきつけてもらっているおかげで、痛みはない。
(前に縛られると抱きしめられるみたいって言う人がいたけど、本当ね……)
千聖は縄の心地良さに驚きながらも、大人しく縛られていく。
「これでオッケー。次は吊るすための縄を括り付けるよ」
「それはいいけど、これ、着たままでいいの?」
「それはわざとだよ。縄で擦れるのを防げるし、個人的には全裸を縛るよりもそういうの着せて縛って、それからはだけさせるほうが好きだから」
「変態……」
「今更?」
紅玲は楽しそうに言葉を返しながらも、縄を括りつけていく。それが終わると脚立に乗り、輪っかに通した。
「これでよし。吊るしていくよ」
「えぇ……」
千聖が返事をすると、紅玲はゆっくり縄を引いていく。
「うわっ……」
かかとが持ち上がるまで引っ張られ、千聖は思わず声を上げる。
「大丈夫、完全に浮かせたりはしないから」
紅玲は安心させるように言うと、千聖がつま先立ちになるところで止めて固定する。脚立から降りて千聖の前に立つと、うっとりと彼女を舐めまわすように見つめる。
「すっごくいいよ、チサちゃん。どこか痛かったり、苦しかったりしない?」
「それはないけど、つま先立ちでいるのは落ち着かないというか……」
「苦痛がないならよかった。足は、ちょっと我慢してね?」
そう言って紅玲は、縄を手に取る。もう黒がないのか、赤い縄だ。