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日直パートナー
第1章 転入の日
「本校において、日直は、男女1名ずつ、2名によって執り行われます」
なんだ、普通じゃないか。
女子たちの鬼気迫るようなようすに、どんな内容かと思ったが。

「女子は、直近の実力テストの得点順に、1日交替で務めます」
へえー。そういう制度か。
「実力テストは、5日ごとに1度あります」
うん?
「つまり、その実力テストで5位以内に入らなければ、日直を務めることができません」
おいおい、なんて制度だよ?
しかし、日直なんか忙しくて別に何の利益にもならないし、どうでもいいのかな?
「日直を務めると、女子のみなさんはご存じですね?非常に大きな利益、うまみがあります」
あ、そうか。内申書の点が良くなるとかというやつだな?

「次に、男子は、その日に日直を務める女子が指名した者が、務めます」
はあっ?なんだ、それ?
「だから、男子には、日直を希望する権利がありません」
まあ、いいけど?どうせ面倒くさい仕事ばかりだろ?そこまでして内申書の点は欲しくないし。

「以上、全体説明を終わります。女子のみなさんは、この後、教室に残ってください。男子のみなさんは、寮に帰ってください」

ということで、ホームルームは終わり。
僕は、他の男子と共に教室を出た。

この中学は、全寮制である。
そして、生徒同士は、全員互いに初対面。
ゆえに、僕も他の男子も、別に話をすることもなく、しずしずと寮に入っていった。

(その後、クラスでは女子だけに説明が何やら行われ、その後、さっそく英語の実力テストが行われたらしい)

次の登校日は、4月2日。翌日である。
さすが、超進学校だけあるな。春休みもないとは。
僕は自室にこもると、もらったばかりの新しい教科書(1年生用でなく、3年生用だったが)にさっそく目を通し、予習を始めた。
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