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ハイパーテクニックおじいちゃん
第6章 会話・後編
美里は寛をマンションの敷地外まで見送った。
「暗いから気をつけてな」
寛はそう言って、原付バイクに乗り、後ろ手を振りながら去って行った。
その大きくない背中に、名残惜しさを感じる。
……でも、また来週会えるか。
美里は、恋に似た様な感覚を寛に感じた。
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