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ハイパーテクニックおじいちゃん
第11章 決戦
遂に、決戦の水曜日がやって来た。
今日は夢を叶える日だ。
いつものように、寛がマンションへ来る頃を見計らって、外へ出た。
ちょうど寛が原付バイクを止めたタイミングで、ばったり出くわした。
「おはよう」
いつもと変わらぬ笑顔を見せる。
美里は緊張の面持ちで返事をする。
「おはようございます。あの……今日仕事終わってからって時間ありますか?」
一瞬、空気が止まる。
「今日? 大丈夫だよ。何かおじさんに用かい?」
「はい、えっと……教えてもらいたい事があるんです」
美里がやや神妙に話すと、寛は不思議そうな顔をしつつも
「終わったら、美里ちゃんの部屋へ伺えば良いのかな?」
と、返事をした。
「お願いします」
美里は頭を下げた。
では後程と、二人は手を振り別れた。
最初の交渉は成立した。
今日は夢を叶える日だ。
いつものように、寛がマンションへ来る頃を見計らって、外へ出た。
ちょうど寛が原付バイクを止めたタイミングで、ばったり出くわした。
「おはよう」
いつもと変わらぬ笑顔を見せる。
美里は緊張の面持ちで返事をする。
「おはようございます。あの……今日仕事終わってからって時間ありますか?」
一瞬、空気が止まる。
「今日? 大丈夫だよ。何かおじさんに用かい?」
「はい、えっと……教えてもらいたい事があるんです」
美里がやや神妙に話すと、寛は不思議そうな顔をしつつも
「終わったら、美里ちゃんの部屋へ伺えば良いのかな?」
と、返事をした。
「お願いします」
美里は頭を下げた。
では後程と、二人は手を振り別れた。
最初の交渉は成立した。