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ハイパーテクニックおじいちゃん
第12章 おじいさんとのセックス
寛がシャワーから出た。
腰にタオルを巻き、上半身裸姿だ。
思っていた以上に筋肉質な肉体に、美里はドキッとする。
そして、肩には何やら刺青が彫ってあった。
寛が美里に近づく。
「水を一杯、頂いていいかな」
美里が冷蔵庫から水を出しグラスに注ぎ、寛に手渡しながら刺青を見る。
それは虎の刺青だったが、年月を経て虎も老化したようで、まるで三毛猫のようだった。
寛も美里の視線を感じ、飲み終えたグラスを流しに置くと
「ああ、これかい」
三毛猫を撫でるかのように、肩に触れた。
「びっくりしたかい? おじさんワルだったって言っただろ。コイツとは長年の付き合いでな。トラって言うんだ、かわいいだろ」
おどけたように話す寛に、美里も思わず笑みがこぼれる。
二人はベッドに腰掛けた。
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