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第15章 最後の晩餐

「美里ちゃん、乗ってごらん」
寛は横になったまま、美里へ騎乗位の体勢を促した。
美里は恐る恐る寛に跨る。
筋肉質ではあるが老いて痩せた体に、自分の体重をかけてしまって良いか、少々不安だった。
寛のペニスを自分の膣内へ挿入する。
深く息を吐くと、寛自身を包み込んだような不思議な母性のようなものを感じた。
年老いた寛を見下ろし、少年のように思える。
彼の頬を撫でながら、ゆっくりと腰を動かした。
じわじわと快感が広がっていく。
少し前かがみになると、寛が手を伸ばしてきた。
美里の胸を触る。
「かわいいよ」
……寛さん、あなたもよ。
寛を愛おしく思う。
膣内から彼自身を吸い上げるかのように、腰をスライドさせ続けた。