この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
花タクシー【完結】
第6章 コースプラン、決定す
「わかりました。オレも今日は深夜残業でパーッとウサを晴らしたい気分だったんでね。りりかさん、口説き放題で3万出すよ!」
「ホントですか!ありがとうございます。じゃあ、カンパイしましょう!」
そういうが早いか、キヨエが缶ビールを女性二人に渡していた。
「念のため、確認させてもらいます。オレが家の前で車を降りるとき、4万6千円を払えばそれ以上は絶対請求しないね?」
「はい…。3人のビールは”込み”ですから」
ここではりりかがキッパリだった。
”さあ、そうとなったら、どう行くかな…”
オレは全体の時間配分と3人の”振り分け”をざっくりと頭で思案した。