この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
先生…好きです
第2章 抱かない理由

「その日で杏奈は19歳になる…その日…杏奈の初めて貰ってもいいかな?」
「先生…!」

私との事をきちんと考えてくれてたんだ!
嬉しくて先生の手を握り締めるも、先生の表情は浮かない…

「先生…?」
「杏奈は『18歳』と聞いて、高校3年生と大学1回生、どちらを思い浮かべる?」
「えっ!?えっと…」

先生からの突然こう問われ、意味も分からず言葉に詰まった。

「早生まれで18歳の大学生も居るかもしれない。でも『18歳』と聞くと、大半の人は高校3年生だと思うだろうな…『18歳』と年齢だけ見て、高校生に手を出してるなんて誤解されたくなかったんだ…」

「…誤解されやすい年齢だから世間を気にして、ずっと手を出さなかったの…?」
「うん…ごめん、こんな話…俺のエゴのせいでお前に我慢ばっかりさせて…」

いつか先生は「教師は自分にとって大事な夢だ」と話してくれた時があった。
高校の頃にお世話になった恩師のような教師になるのが夢だと…

教師と恋人を天秤に掛けた結果、私が19歳になるまで最後まで手を出さないと決めたのだろう。



/90ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ