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先生…好きです
第2章 抱かない理由

「いきなり何するの!?」
「俺だってな、お前を押し倒すのすっげぇ我慢してんだよ。俺も男だし、いい年齢なのに、可愛い彼女を前にして手出せないのってかなりキツいの。せっかく半年も我慢して来たんだから、これ以上俺を刺激しないでくれ…」

「勘弁してくれよ…」と掠れた声で呟く先生…
押し倒すとか手を出すとか、先生もエッチしたいの我慢してるって事!?

「先生も私と同じ気持ちだったんだ…」
「そうだよ…寝室に入れなかったのは、ここに入れたらベッドになだれ込むと思って…」
「えへへ、先生可愛い♡」
「…早く着替えないと、お前の分のメシ無いからな。俺1人で食ってやる」
「あー、待って!手伝うからー!」

すぐに服を着て、キッチンに立つ先生の隣に並ぶ。

「お前さ、彼氏にリクエストする時はもうちょい良いの言えよな。いつも野菜炒めって…」
「だって、先生の野菜炒め本当に美味しいんだもん。それに、早く出来るし、野菜もいっぱい食べられるし、安いし…先生のお財布の事も考えてるんだよ?」
「別に彼氏の財布事情を考えなくていいの」



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