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先生…好きです
第3章 初めての日

次の料理はコーンポタージュで、クリーミーな優しい甘さが身体に染み渡る。

「オシャレな料理はここで終わり。次はガーリックポテトだよ」
「いい匂いー。サクサクしてて美味しいです。コンソメ掛かってるのがいいなー♡」
「可愛らしい見かけによらず、こういうガッツリ系もイケるんだな?」

ポテトを平らげると、大きな骨付きのステーキが運ばれて来た。

「うわっ!こんな大きなお肉初めて見た!」
「Tボーンステーキ。誕生日だから、大きいのを用意したよ」
「わー、ありがとうございます!」

お肉も、付け合わせの焼き野菜も食べ応えが十分で、食べ終わる頃にはお腹がパンパンに…

「ふぃーお腹いっぱい!もう入らないです…」
「腹いっぱいって…今からメインが来るんだけど?」
「メインってステーキじゃないの?」
「ケーキだよ」
「あっ!」

すると店の照明が落とされ、ケーキが運ばれて来た。
小さめのホールケーキの上には様々なフルーツが盛られ、1と9の形のロウソクに火が灯されている。



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