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先生…好きです
第4章 文化祭と先生の過去
「ありがとう」とお礼を言われて、身体中がふわふわと温かくなった。
「私こそ…在学中に告白して、先生に迷惑掛けてごめんね。告白もOKしてくれてありがとう。先生大好きだよ」
「俺だって、お前を大事に思ってる。大好きだよ」
「どこが好きなの?教えて」
先生からは「言ったら色々抑えられなくなりそうだから…」と言われて、あまり聞いた事が無かったので、今回ようやく聞けるようになった。
「誰にでも優しいところ、素直にお礼と謝罪が言えるところ、一生懸命努力するところ、後は…エッチした時の可愛い声と顔かな」
「えー、可愛いって言ってくれないのー?エッチの時の事はあまり嬉しく無いんだけど…」
「それは言わなくても分かるだろ?」
「言って欲しいー」
自分が可愛いとは当然思ってないけど、大好きな人から言ってもらえるだけでどれだけ嬉しいか…
ダメ元で言ってみると、先生は鼻を掻いて私の顔を自分の方へ向けさせた。
「可愛いよ、誰よりも…俺の心を掴んで離さない可愛い彼女さん」
「先生…」