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第4章 文化祭と先生の過去

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その後も校内を見て回って、劇や軽音部のライブを鑑賞して帰路に着いた。
帰る前に先生に会えるかなと期待していたけど、軽音部の裏方の準備が忙しいらしく表には出てこなかったらしい。

夜も更けて寝る準備をしていたら、先生から電話が掛かってきた。

「もしもし」
『今日は来てくれてありがとうな。会えて嬉しかった』
「先生…」

先生の優しい声色を聞くだけで先生と繋がれているようで嬉しくなる。

『今大丈夫か？』
「うん。今お風呂上がったところなの」
「へー。お風呂上がりの杏奈の姿見たいなー』
「先生エッチ…」
『エッチだよ。早く会いたい、また2人になろうよ』

この格好を見たいなら、写真を送るより直接見てもらいたい。

「先生、来週の休みって空いてる？」
『うん。どこか出掛けたい？』
「…うちに泊まりに来る？」
『はっ!?お前の家!?ご両親居るだろ？』