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先生…好きです
第5章 初めてのお泊まり
先生は歯でチップスを噛んで口に入れた。
間近で先生の咀嚼シーンを見ていたら、飲み込むのと同時に後頭部に手を添えて、顔が近付いてキスされた。
何度も吸われてボーッとして、息を吸う為に口を開けた隙を突いて、下を滑り込ませて舌を絡める。
濃密なキスに息を乱しながら、先生に抗議した。
「先生、まだ明るいよ…」
「恋人との時間に早いも遅いもねぇよ…もう我慢してなくても良いんだ、お前の事いっぱい堪能させてくれ…」
掠れた声で囁かれて、求められる事が嬉しくて先生に身体を許しそうに…
でも、ギリギリの所で留まり、先生の身体を押した。
「やっぱりダメ!今エッチして疲れて寝ちゃったら時間がもったい無いよ…せっかく先生とお泊まりなんだから、楽しい事いっぱいしたい」
「……」
「ううっ…」
先生の気持ちも分かる、半年ずっと我慢して、この前ようやく初めてエッチしたんだから…
先生の機嫌を損ねてしまったのではと、ハラハラする私に先生は「ごめん」と謝った。
「ごめんがっつき過ぎた…お前の部屋だから興奮してつい…まだ時間はあるから、ゆっくり過ごそうか」
「うん、ありがとう」