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絶頂霊
第9章 その9
絶頂霊/その9
藤本マナブ
いよいよ、ヒロコ先生が服を脱ぎ始めた。
オレはどことなく、エロス版未知との遭遇といった、この人の脱衣にますます興奮してきたよ。
「藤本君…。私は、満たされない性衝動を抱えたまま、あの世に逝った多くの”人間だった人”と接触してきたわ。なんか、みんな女性なのよね。どうしてかわかる?」
まあ、色情霊って、一般的には女が通常ってイメージで通ってるよな。
「さあ…。漠然とそりゃあそうだろうなという気はしますが、それ以上は…」
「そもそも生あるモノにとって、性欲って、子孫を繋ぐための交尾のモチベーションを本能として遺伝子で組込まれてきたものでしょ?」
「はあ…」
ヒロコさんはやっとブラジャー姿になって、今スカートを緩めてるとこだ。
オレは瞬きも拒み熟女子の脱衣シーンに釘づけで、お固い講釈など右から左に聞き流がしていたんたが…。
***
「…でも、人間だけはその目的行為を枝分かれさせた。子を宿すことと切り離し、本来厳粛な交尾とは”別物”の、性欲の快感を満たすこと自体を目的とした性交渉という”カテゴリー”を作り出したのよね」
「…」
「…その”別物”は時代と共に、確実にエスカレートしていった。やがてその性的欲望を満たす産業も生まれ、現在ではその業態、もう青天井よ。個人レベルでも、男女を問わず自制のハードルはどんどん低くなって、性衝動を制御するモラルや法規制は今の時代、有ってないに等しいわ」
「なんか、分かりやすいですね。で…、先生、この世に性的衝動の未練を残して不浄霊となるの、女性ばっかって理由ですが…」
ここで”彼女”はベッドでマグロ状態のオレに視線を戻し、妖しく目をぎらつかせ、ブラジャーのフックを外した。
”出たかー!”
オレは下半身のテッペンにドキュンを感じ、濃艶60オンナのバストトップを拝んだ…。
***
藤本マナブ
いよいよ、ヒロコ先生が服を脱ぎ始めた。
オレはどことなく、エロス版未知との遭遇といった、この人の脱衣にますます興奮してきたよ。
「藤本君…。私は、満たされない性衝動を抱えたまま、あの世に逝った多くの”人間だった人”と接触してきたわ。なんか、みんな女性なのよね。どうしてかわかる?」
まあ、色情霊って、一般的には女が通常ってイメージで通ってるよな。
「さあ…。漠然とそりゃあそうだろうなという気はしますが、それ以上は…」
「そもそも生あるモノにとって、性欲って、子孫を繋ぐための交尾のモチベーションを本能として遺伝子で組込まれてきたものでしょ?」
「はあ…」
ヒロコさんはやっとブラジャー姿になって、今スカートを緩めてるとこだ。
オレは瞬きも拒み熟女子の脱衣シーンに釘づけで、お固い講釈など右から左に聞き流がしていたんたが…。
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「…でも、人間だけはその目的行為を枝分かれさせた。子を宿すことと切り離し、本来厳粛な交尾とは”別物”の、性欲の快感を満たすこと自体を目的とした性交渉という”カテゴリー”を作り出したのよね」
「…」
「…その”別物”は時代と共に、確実にエスカレートしていった。やがてその性的欲望を満たす産業も生まれ、現在ではその業態、もう青天井よ。個人レベルでも、男女を問わず自制のハードルはどんどん低くなって、性衝動を制御するモラルや法規制は今の時代、有ってないに等しいわ」
「なんか、分かりやすいですね。で…、先生、この世に性的衝動の未練を残して不浄霊となるの、女性ばっかって理由ですが…」
ここで”彼女”はベッドでマグロ状態のオレに視線を戻し、妖しく目をぎらつかせ、ブラジャーのフックを外した。
”出たかー!”
オレは下半身のテッペンにドキュンを感じ、濃艶60オンナのバストトップを拝んだ…。
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