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愛を嗅ぐ【完結】
第8章 私は愛を愛せた
私は愛を愛せた



「いい?今後、私の他でも人の愛を嗅ぐようなことをまたしたら、今のアンタのイキまくった姿、スマホで動画に取りこんだから、ネットで晒すからね」


「わー、もうしません。私、もうしませーん!わー」


ソファで大股開き状態のまま、R子は幼稚園児のように両手を目に当てて泣きじゃくっていた。


「よし!R子さん、あとは男性とフツーに愛し合えるか、試すんだ。ほのかに思いを寄せていたYさんに、身も心も委ねてみなさい」


W氏がこうR子に指示を出したところで、U子はリビングを出て行った。
そしてY氏がリビングチェアから立ちあがって、ゆっくりとソファに寄って行った。



***



「R子ちゃん…、オレはずっとキミに惹かれていた。地味だがとても清楚で、仕事中は目をきりっとさせて、大人の魅力を感じていたよ。でも、どこか近寄りがたくて…」


「Yさん…」


「…今、キミがここで心も股の中も全部さらけ出して、やっとキミのことがわかった。好きだよ…、R子ちゃん…」


「私…、私、ずっと人の愛を嗅いでばかりで…。やっとこの年になって、自分の卑しい心を矯正できたんです。…今日からはもう、自分の愛を愛せるようになったんです!」


「R子ちゃん…」


Y氏は一旦立ちあがると服を全部脱ぎ、ソファにR子の体を優しく横たえ仰向けにさせると、彼はそっくり彼女に体を乗せて唇を重ねた。
二人はねっとりと舌をからませ、長い接吻を交わしながら、互いに体をすり寄せ合っている。


「ほら、わかるかい?キミの体に感じて、オレのイチモツはこんなに固くなってるよ」


そう言って、Y氏はボッキしたビッグサイズのマラでかチンポを、R子の左の内腿辺りに擦りつけた。


「ああ…、ホントだわ。ステキよ、Yさんのおちんちん…。ああん…」


R子は目はドロンとさせて、体の底から湧きあがってくるような快感に、全身をウナギのようにくゆらせるのだった。


***


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