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008▼食べたチョコレートは媚薬
第1章 ちょっとした摘み食いだったが・・・
尋常ではない態度にビビる なぎさ。食べ物の恨みは怖いと言うが、大好物の高級なチョコレートを殆ど平らげてしまったのだから流石にヤバイと反省する なぎさ。
渚 :「いや、そーじゃなくて、それ媚薬入りチョコなんだ・・・」
なぎさ:「え!?び・や・く? まさか・・・」
なぎさは、目が点になる。自分は美味しいと食べていたのは、媚薬入りチョコレートにだったとは・・・。媚薬を飲むと性的欲求が増大する薬であることは、なぎさも聞いたことがある。しかし、実際に飲んだことは勿論無い。動揺するなぎさ。
なぎさ:「嘘でしょ!?なんでそんな物がここにあるのよぉ!嘘でしょ!?」
渚 :「ホントだよ。それ昨日、知り合いから貰ったんだけど倦怠期を迎えた夫婦向けに作られた即効性の強力な媚薬で試しに1個食べたら何回射精しても、すぐまた勃起して眠れなかったんだ・・・」
なぎさ:「そんな~!あたし10個以上も食べちゃったわよ!どうすんのよ~!」
泣きそうな表情を浮かべる なぎさ。1個で十分な効力を発揮する倦怠期を迎えた年配層向けの強力な媚薬をピチピチの若い体のなぎさは、10個も食べてしまったのである。自分はどんなになってしまうのだろう。なぎさは、気が遠くなった。
渚 :「大丈夫だよ!性的欲求が低い年配層向けだから元々性的欲求のある人には、これ以上効果が無いと思うから。さっ、映画見に行こうよ!」
なぎさ:「全然説得力無いわよ!じゃーなんであなたは、何回射精しても勃起するのよ~」
渚 :「それは・・・僕は、いつだってビンビンだから・・・大丈夫だよ!」
余りに楽観的な渚の言動に納得のいかない なぎさ。そのうち、なぎさの体の中で変化が現れた。胃の中が温かくなっていくような感じを覚えたのである。
なぎさ:「なんか・・・変よ・・・お腹が熱い・・・」