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許嫁が多すぎる
第8章 第三試験
強い言葉で罵るほど自分が興奮していくことに翔太は気付いていた。
そしてさくらも罵られる度に甘い粘液を分泌することも。

どうしても彼女だからという理由で大切に扱ってしまっていたが、このままだと負けてしまう可能性もあると翔太は感じていた。

性的にパートナーと愉しむのであれば変な気遣いや恥じらいは時に邪魔になる。
恥じらいも大切だが、さらけ出すということも必要だ。

「触られてもいないのにこんなに濡らすなんてさくらもスケベになったな」

からかうように翔太はちゅくちゅくと膣口を二本の指でくすぐるように弄った。

「あんっ……あっあっ……しょう、たくんっ……あっあっ……」

もっと触って欲しくてさくらは恥じらいながらも腰を使う。

「どうした? 腰が動いてるぞ?」

「んんっ……は、はい……」

「もっと触って欲しいのか?」

「は、はい……」

「はいじゃわからないだろ?」

「い、意地悪っ……」

清楚を絵に描いたような千樹さくらが色欲に染まる姿は無表情のメイドでも内心興奮するものがあった。
上品なさくらの口から卑猥なおねだりが聞きたいと願ってしまう。

「どうされたいんだ? はっきり言うんだ」

翔太は敢えて事務的で無機質な声でさくらに問い質す。

「お、おまんこ……触ってほしい……です……」

禁断の四文字を口にしてさくらの顔は真っ赤に染まった。

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