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第9章 二日目

緊張と恐れから来ていたと思われる無駄な力も入っておらず、程よく包むことを覚えた膣内が心地いい。
粒々とした膣内構造も伝わる締まり具合に翔太は悦楽の吐息を漏らしていた。

「翔太様……気持ちよさそうな顔……その表情、好き……」

向かい合って座り、結合する対面座位ではどうしても顔を見つめ合う格好となる。
ましてや梨華は腰を振りながらずっと鼻の頭を翔太に当てていた。

「気持ちいいよ、梨華っ……ずっとこのまま繋がっていたいくらいにっ……」

妖艶なほどに甘い空気が翔太の本心を吐露させる。
もはや翔太は『梨華ちゃん』と『ちゃん付け』で呼ぶことさえ出来ないくらいに梨華の蜜の味に陶酔してしまっていた。