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許嫁が多すぎる
第10章 三日目
「お邪魔しまーす」
翔太は一応声をかけて天谷の家にあがる。
「今日は誰もいないらしいから気にするなよ」
天谷らしく脱いだ靴を揃えもせず、さっさと部屋へと向かっていく。
「んで、何するんだ?」
差し出されたクッションに腰掛けながら翔太が尋ねる。
「な、なんだよっ……ちょっと目つきがやらしいぞ、翔太っ!」
「べ、別にそんな意味じゃねぇよっ!」
「どうだか……」
油断ならぬ様子で天谷はジトーっと翔太を睨む。
「せっかくだから思い出話でもしよう」
天谷は古いアルバムを引っ張り出して翔太の前に広げた。
中学校の卒業アルバムから始まり、個人で撮った写真のアルバム、小学校と遡るように写真を見ていく二人。
幼なじみならではのこの時大変だったとか、コイツどうしてるんだろうとか思い出話に花が咲く。
翔太は一応声をかけて天谷の家にあがる。
「今日は誰もいないらしいから気にするなよ」
天谷らしく脱いだ靴を揃えもせず、さっさと部屋へと向かっていく。
「んで、何するんだ?」
差し出されたクッションに腰掛けながら翔太が尋ねる。
「な、なんだよっ……ちょっと目つきがやらしいぞ、翔太っ!」
「べ、別にそんな意味じゃねぇよっ!」
「どうだか……」
油断ならぬ様子で天谷はジトーっと翔太を睨む。
「せっかくだから思い出話でもしよう」
天谷は古いアルバムを引っ張り出して翔太の前に広げた。
中学校の卒業アルバムから始まり、個人で撮った写真のアルバム、小学校と遡るように写真を見ていく二人。
幼なじみならではのこの時大変だったとか、コイツどうしてるんだろうとか思い出話に花が咲く。