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許嫁が多すぎる
第10章 三日目
そのあとも二人の思い出の場所巡礼の旅は続いた。

ザリガニ釣りをした溜池、中学校の周辺、小学校の裏庭。

そこかしこに二人の思い出は散らばっていた。


「もう夕方になっちゃったね」

「そうだな……帰るか」

「うん」

翔太はそっと幼なじみの手を握る。

天谷はそっとその手を握り返して有馬屋敷へと戻っていった。

それぞれ別々にお風呂に入り、汗を流してから翔太の自室へと集合した。

時間はまもなく午後九時になろうとしていた。
懐かしい時間に戻った二人はえっちな気分というより、ノスタルジックな思いに耽っていた。

ピピピピピピッ

「時間になりました。試験を開始します」

アラーム音に負けないくらい無機質な声でメイドが試験開始を告げた。

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