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第10章 三日目

がさつと自己評価しているが、翔太が言う通り天谷は意外に人に気を使い過ぎる性格であった。
それが影響して翔太のぺニスを掴む力も弱く、擦る速度も遅かった。

赤みを帯びた翔太の粘膜は敏感そうで、傷口のような生々しさも感じ、無駄な遠慮が生まれてしまう。

「違うっ!!　聡子、もっと強く握れ!!　擦る速度ももっと速くていいっ」

「わ、わかったっ」

天谷は自分を失格させまいと必死にコーチングする翔太に熱い思いが込み上げてくる。
しかし今はとにかく翔太の期待に応えなくてはならない。

言われた通り強めに握り、速度を上げて擦った。
それは少し強すぎるくらいであったが先程までの弱すぎる刺激に比べればだいぶましだった。

「い、いいぞ……その調子だっ……うまいぞ、聡子っ……」

天谷を勇気づけるように誉めてやる。

「うっ……イケそうだっ……聡子っ……速くっ……もっと速くっ……」

「イッてっ！!!　翔太っ!!　大好きだからっ!!」