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永遠
第17章 69
自分の身体から溢れ出たものを舐めた瞬間、碧は「先生を舐めたい…」と口にしていた。

10年前ではあり得ない大胆さに村瀬に引かれるのではという恐れなどかなぐり捨て、碧は村瀬のスラックスのジッパーをおろし、すでにはち切れんばかりかになっている膨らみに、下着の上から唇を這わせた。

「う…み、碧…君は…」

「そうよ、先生。もう私は18じゃないの。先生を愛してあげられる。」

ベッドの上でシルクのスリップを身につけたまま、碧はふわりと村瀬に逆さまに跨がるとぐいと下着をずらし、男性自身に舌を這わせた。

「…う…ああ…」

村瀬のもらす声に碧自身も興奮も高まり、跨がった村瀬の腹にレースのショーツを通してもその湿り気が伝わった。

「お願いだ、碧。こっちへ…僕にも君を…」

そう懇願する村瀬の声を無視して背を向けて腹に跨がる碧は、ひたすらに村瀬自身を舐め、くわえ、しごき、ゆびで弾いた。

「…うぉぉ」

声にならない声を出し、村瀬は上半身を起こし、碧の腰をぐいと引き寄せた。

「…ああん」

レースが破けそうな勢いで碧のショーツをはぐと、村瀬は碧の腰の下に潜り込み餓死寸前の犬が骨にむしゃぶりつくように、そこに食いついた。

「あん…あん…だめ…まだだめよ…先生…まだイキたくないの…」

「何度でも、イカせてやるさ。君となら死ぬまでしてもいい…」

夫とは新婚の時でさえ殆どしなかったシックスナインを、10年ぶりに会った元恩師とむさぼるようにしている。

私はこの人にどこまでも溺れていく…

叫び声を上げながら碧は自分の運命を悟った。


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