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裸遊び(前戯)活動記録【部活編】
第6章 半年前の吊るし上げ(SMじゃないよ)
「…それで、てめえらッ!よくも、おにいちゃんの安全を脅かしてくれたなッ?」
ミズキがスケバン口調に戻って、ルリ・ユキ・カナを叱りつけてくる。

「おにいちゃんは、なッ?オレたちが<守る会>を作って、やつらの魔の手から守ってたんだッ!」
ミズキは、ケンジにデカ乳を揉みしだかれて、ほえ~と表情を崩しかけながら叫んだ。
だいたいの事情が呑み込めてきた3人。
やつら、というのは、例の男子番長グループのことだろう。
最下層民とされていたケンジに、そいつらのさらなる仕打ちが及んでいくのを防いでいたらしい。

ミズキの親は、町内、いやこの地方では名の知れた極道だ。
しかも、ただの極道じゃない。町内会長を務め、災害時には組総出で救助活動やボランティアを率先して務める。
地元の大地主であり、屈指の資産家でもある。
男子番長の親とは町の二大勢力として、拮抗する実力を有していた。

「てめえッ!」
とミズキは、ルリをにらみつけた。
「なぜ、おにいちゃんの後をつけたッ?おにいちゃんの優しさにつけ入りやがってッ!」
ルリは、身体が固まった。幼い風貌だが、ミズキには冒(おか)しがたい不思議な威厳がある。
「おかげで、秘密の出入り口がやつらに知れてしまったじゃねえかッ!」
あの生垣の穴のことだ。
いや、正確にはその出入り口の存在を男子番長たちは知っていただろう。ただミズキグループがそれを管理していたため、手を出せなかったというのが正しい。
その穴を、ミズキグループ以外の人間が出入りしていることがやつらに知れた、ということだ。

ルリは、さすがに青くなった。
どう落とし前を付けさせられるか?まさか、指を詰めろとか?
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