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蕾は開き咲きほこる
第7章 気づかされる想い

「課長ありがとうございます!!今週末にでも行ってみます。坂上さん、写真撮ったら見せるよ。坂上さんが驚くような写真撮って来るから、驚くなよ。あっ課長も見てくださいね」

一気にテンションの上がった羽間さんに、私と課長は苦笑いしながらも羽間さんがどんな写真を撮ってくるのか楽しみだった。

「でも課長、坂上さんにこんな良い趣味があるとは思いませんよね」

「そうですね。きれいに撮れていますし――良い趣味だと思います。私もこんな素敵な写真を撮ってみたいものです」

課長の言葉に笑いが出そうになるのを我慢していると、課長は手に持っていたスマホを私に渡して席に戻っていく。
その後ろ姿で課長も周りにバレないように笑っているのが肩の揺れから分かった。
私と課長だけしか知らない秘密ごとだと思うと何だかうれしい。
羽間さんも、この写真を課長とふたりで撮りに行ったとは夢にも思わないだろうし、私が個人的に課長と会っている事も知らないはずだと、変な優越感が私を襲った。

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