この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蕾は開き咲きほこる
第7章 気づかされる想い
そのまま羽間さんと写真の事について話をしていると、ガタッと椅子の倒れる大きな音と課長の驚く声が室内に響き渡った。
普段は声を荒げることのない物静かな課長の行動に何事かとみんなの視線を集め、その先には険しい表情をしてスマホを片手に立ち尽くしている課長がいた。

「そっ、それで!?彼女の容態は?」

初めて見せる課長の戸惑う姿に只ならぬ雰囲気を感じて聞き耳地を立てる社員たち。
それから数少ない会話の後、いつもは整理整頓して帰る課長が机の上そのままで、松野下さんに後の事を頼んで慌てて帰って行った。
いつもと違う課長の姿に社内はザワつき、午後の仕事が始まってもおさまる事はなかった。

「はい!午後の仕事始まったよ。課長の事は気にせず仕事をしてくれ!何かあったら俺に行ってくれて構わないから」

松野下さんがパンパンと手を叩いて声をかけると、ザワザワしていた社内も静まり返り、それぞれが自分の仕事に戻って行ったけど、私は課長の行動が気になり課長が戻ってくるまで気が気じゃなかった。

/607ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ