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蕾は開き咲きほこる
第7章 気づかされる想い
話を聞いていると、桜子さんがどれだけご主人の事を好きだったのか嫌と言うほど伝わってきた。
脱サラをしてお店を引き継ぐ。
今まで自分が住んでいた世界と違う事をする不安の中でも、ご主人の夢を応援しようとする桜子さんを素敵だと思えた。

「素敵、ですね」

「今思えばそうなんだろうけど、当時は大変だったわよ~。それでもお店は軌道に乗って主人ふたりひっそりと暮らせるだけの売り上げはでるようになったの。その時に、主人の夢を応援してよかったなって思えた。だって店でも家でも一緒にいられるんだもの。こんなうれしい事ってないと思わない?もし、主人がそのまま会社勤めしていたら、そんな気持ちにならなかったと思うと、その時の判断は間違いなかったと思えるの」

これは完全なノロケだなと、桜子さんとご主人の話を聞いた。
だけど、楽しかったのはここまでだった。
今まで楽しそうに話していた桜子さんの表情は一変して辛そうに歪む。

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