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蕾は開き咲きほこる
第10章 クリスマス

「汐里ちゃん、いろいろありがとう。病院にも毎週のようにお見舞いに来てくれてたし、男の光春くんでは手の届かないところを汐里ちゃんにはフォローしてもらった。快適な入院生活ができたのも汐里ちゃんのおかげ、本当にありがとう」

改まってお礼を言われ、慌てて本当のことを告げた。

「い、いえ。私はただ、光春さんについて行ってただけだし、今日のことだって言い出したのは光春さんで、どんな風にしたらいいのかも光春さんがヒントくれて……だから、その、私ひとりだけの力じゃないです。皆さんがいたから準備できたんです」

私ひとりの力じゃない。
光春さんや皆さんの力あってのことだと伝えると、桜子さんは変な表情をして首を傾げて皆さんと同じ疑問を口にした。

「ねぇ……いつから光春くんの事、名前で呼ぶようになったの?」

しまったと思っても遅くて、つきあっている事を知っている皆さんはニヤニヤと笑いながら私をからかってくる。

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