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蕾は開き咲きほこる
第11章 イブの奇跡
今、こうして思い出しただけでも幸せな気持ちが心の中に広がっていく。
身体を重ねることが、言葉よりも何倍も気持ちが伝わるのだと初めて知った。
そんな事を考えていると、光春さんの瞼がゆっくりと開き、何度か瞬きをした後、私を見て微笑んだ。

「汐里?……おはよう」

寝起き特有の掠れた声でさえ幸せを感じてドキドキする。

「お、おはよう、ございます」

恥ずかしくて光春さんの胸に顔を埋めると、そのまま抱きしめてくれ、そこから伝わる光春さんの心音と私の心音が重なりあう。

「目が覚めて愛する人が傍にいるというのはこの上ない幸せですね。こんな気持ちになったのは初めてですよ」

「私も幸せです。光春さんとつきあえてよかった……」

光春さんの言う通り、目が覚めて愛する人が傍いてくれる事はこの上ない幸せだと思う。
この腕も、この温もりも私だけに与えられるものだと思うと余計に嬉しくなる。

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