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蕾は開き咲きほこる
第11章 イブの奇跡

「大丈夫ですよ」

「でも、私、爪立て……痛くなかったですか?」

「それも含めて汐里の最初を貰ったという幸せな証です。それに、きっと次からは爪を立てるほど痛くないですからね、安心してください」

昨日の痛みを思い出し身構えていた私はどこかホッとした。

「痛く、ないんですか?」

「ええ。圧迫感はあるとは思いますが痛くはないはずです」

そう言った光春さんは軽くキスをした後、昨日と同じように両足を割り開き固くなったソレを押し付けてきた。
痛くないと言われても昨日の痛みを身体が覚えていて身構える。

「大丈夫、力を抜いて」

力を抜いてと言われてもどうやっていいのか分からないでいると、光春さんは身体を倒してキスをしてくれた。
いつものように蕩けそうになっていると、光春さんのモノがゆっくりと入ってくる。
光春さんが言ったように昨日のような痛みはなく、少しピリッとしただけで圧迫だけを感じた。

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