この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蕾は開き咲きほこる
第12章 昔のキミも今のキミも

「明日、持っていくんですか?」

「ええ。手ぶらで来てくれとは言われましたけどね、お酒でも買って行こうとは思っていたのでちょうどよかったです。――それに、汐里の事を奥さんと呼ばれて奮発しちゃいました」

「しちゃいましたって」

その言い方が可愛くて笑うと、光春さんは少し腰を落として私の顔を覗き込んでくる。

「汐里は嬉しくなかったですか?周りに夫婦だと思われて私は嬉しかったですよ」

覗き込まれるとキスができそうな距離にドキドキして、その唇と舌でキスをして欲しいと欲情した。
そんな私の気持ちを表情で読み取った光春さんは、人目も憚らずキスをする。

「み、み、光春さん??」

キスしてほしいと思っていても、こんな人の行きかう商店街の中でキスをされるとは思わず驚いている私と違って、光春さんは意地悪そうに笑う。

「物欲しそうな表情をされたら私もキスをしたくなりますよ。ですが、これだけでは物足りませんね。汐里を強く抱きしめてキスをしたくなる」

/607ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ