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蕾は開き咲きほこる
第13章 友人
クリスマスと同じ……
ひとりで過ごさせるわけにはいかないとお昼に退院祝いを計画した光春さんが、桜子さんにお正月をひとりで過ごさせるのは気が引けるんじゃないか、ひとりで過ごす桜子さんを心配するんじゃないかと思い、元旦だけでも一緒にお節を食べて過ごさないかと提案した。

『汐里が気を遣う事ではありませんよ。私と汐里がつきあっているのを分かっているんです。今回と違って誘っても桜子さんの方が断ると思いますよ』

心配な癖に、その想いを心の内に隠して大丈夫だと笑うけど、それが本心じゃないことぐらい私にも分かる。
今年のお正月休みは6日間もあり、一日ぐらい桜子さんとの時間を作ってもいいんじゃないかと食い下がると私の意向を組んでくれ、次の日の会社帰り、桜子さんのお店に寄って元旦の日は一緒に過ごしましょうと桜子さんに提案したのだった。
だけど『ふたりで過ごしなさいよ』『そんなお邪魔なことできないわよ』『光春くん、いい加減独り立ちしなさいよ』と一緒に過ごすことを聞き入れてはくれない。

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