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蕾は開き咲きほこる
第19章 おしおき
待ち受け画面を馬鹿にされた仕返しなのか、花房さんはフンと鼻を鳴らしながら言い放った。
その言葉に怒るかと思ったけど、羽間さんが怒ることはなかった。
「そうなんだ、女心ねぇ~、俺にはわかんないや――って、えっ?えっ?とういう事は、ふたりとも彼氏がいるって事?」
怒るかわりに驚いてた。
「当然じゃないですか。だから彼氏との写真をこんな形で待ち受けにしてるんですから」
「そうなんだ、花房さん彼氏いたんだ……坂上さんも彼氏できたの?」
改まって聞かれると、そうですとははっきりと言葉にできなかった。
口ごもっていると、花房さんが椅子を移動させ私の横に来て肩を抱いた。
「彼氏がいるから待ち受けにしてるんじゃないですか。それに最近の坂上さん、明るくなって可愛くなったし、それも彼氏のおかげなんだから、ねっ?」
ねっ!と言われてもそうですとは言えなった。
逆に口から零れ落ちる言葉は正反対で……
その言葉に怒るかと思ったけど、羽間さんが怒ることはなかった。
「そうなんだ、女心ねぇ~、俺にはわかんないや――って、えっ?えっ?とういう事は、ふたりとも彼氏がいるって事?」
怒るかわりに驚いてた。
「当然じゃないですか。だから彼氏との写真をこんな形で待ち受けにしてるんですから」
「そうなんだ、花房さん彼氏いたんだ……坂上さんも彼氏できたの?」
改まって聞かれると、そうですとははっきりと言葉にできなかった。
口ごもっていると、花房さんが椅子を移動させ私の横に来て肩を抱いた。
「彼氏がいるから待ち受けにしてるんじゃないですか。それに最近の坂上さん、明るくなって可愛くなったし、それも彼氏のおかげなんだから、ねっ?」
ねっ!と言われてもそうですとは言えなった。
逆に口から零れ落ちる言葉は正反対で……