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蕾は開き咲きほこる
第20章 旅行

「汐里ちゃんって本当においしそうに食べるわよね。その笑顔をみたら武史くんも喜ぶんだけどね」

出てくる料理が美味しくて上機嫌で食べ続ける私を見て桜子さんも何だか嬉しそうだった。

「皿の空き具合を見たら伝わりますよ」

光春さんや長野さんはお酒を飲んでいるから、あまり食事に手を付けていない。
その逆で私と桜子さんはお酒より食事にばかりを多能している。

「温かいものは温かいうちにが鉄則よ。それが料理人への礼儀よ」

そう言って、出されたばかりのヤマメの塩焼きを食べ始めた。
桜子さんの言葉は本当だと思う。
せっかく作ってくれたものを一番いい状態でいただくのは料理人、武史さんへの礼儀だと思う。

「光春さんも飲んでばかりいないで食べてくださいね。とってもおいしいですよ」

私が勧めると、光春さんも温かいヤマメを食べてくれる。
いつの間にか変わった日本酒を飲みながら、日本酒が合いますねと楽しそうだった。

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